ごめんね、守れなくて。
40 星波
流星群..最初は「流星」にしようかと思った。
「な、流星てどうかな?」
「カッコいいね♪でも友達の子供に居るからダメだな」


その友達も流星群みて決めたんかな?とか考えつつ空をみた..目を閉じるのがもったいない程の星の波。。


「星波..せいは..あの星の波に願いを込めて..あの星の波のように俺達に幸せを運んできてほしい。いつまでもみんなで幸せに暮らせますように..」
沢山の星の波に俺は心で願った。



流石に山奥だから寒くなってきた。ビニールシートの上で俺はあなたに抱きついて、キスをした..
「ゆーちゃん、星見えないよ」
「あはは、俺がキスで邪魔しなくても最初から見えてないだろ」
「ばか..」

あなたは静かに目をとじた。


あなたはズルい。とても綺麗なうえに可愛らしく愛らしい。
そんなあなたが妻になるなんて幸せ者だ。
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