恋の桜吹雪
それからあたしは,廊下とかでトモを探すようになっていた。


知らない間に好きになってたんだよね。


部活中もチラチラと,気にするようになっていた。


『朱希〜!!!トモ君って彼女とかいるの!?』

「わかんないです…。聞いてみますか??」

『あっ;ううん。ただ気になっただけ〜』

「あ!そういえば,トモが夕那先輩と同じバッティンググローブ使ってる〜とか言ってましたよぉ」

『あたしのとこ,知ってるの?』

「知ってるみたいですねっ」


あたしは素直に嬉しかった。


好きかも…と思いはじめた。


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