彼氏、出来ちゃいました。
アンタがいきなり変なコト言うからでしょーが。
そう言っているかのように
アタシはハルキに思い切っり睨んだ。
「そんな可愛い顔しても怖ないで」
かっ、かかかか可愛い!?
や、やっぱコイツ意味不明…!
「で、そ、そその先輩が何で謝りに来ないの?!」
ちょっと噛みすぎだってアタシ!
「んー…プライド高いんやないの?受験も近いしな」
噛みすぎなアタシに、はたまた涼しい顔をするハルキ。
な、なんかやだ!
アタシだけ熱くなって…
ばかみたいじゃんか。
こんなへらへらしててムカつくほど涼しい顔する関西弁のヤツに。
「アタシ、帰る。」
そういって鞄を持ち店を出た。
後ろからなんか聞こえたけど
聞かなかったことにしよー。