らぶきゅん






「おーい、洵介くーん?」


大和がニヤニヤしながら俺の顔を覗く。


「な、なんだよ」


「別に〜♪」


そして再び俺の頭を撫でた。


「あーもーわかった。わかったからっ!!」


「いよいよ決断したんだね?洵介くんったら」


「あぁ!てか洵介くんとかキモいからやめろ」


「はいはい、そんで?」


「その…………いじゃない」


「えっ?」


「だから、1年のこと、あっ、み……満川のことは嫌いじゃねーって言ってんのっ」


言った、言ったぞ。だから早く頭に乗っけてる手を離せ。


「はははっ。よくできましたっ」


そう言って、頭から手を話した勇斗と大和だった。






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