らぶきゅん
洵介先ぱいが汗を拭う手を止めた。
「ここでーす!!あたし、真柚りんですよーっ!!」
あたしはダッシュで洵介先ぱいの元へ走った。
登校中の生徒達は目を点にしている。
皆さんごめんなさいねっ。あたしは基本、洵介先ぱいへの想いは止められないのですっ。
そして洵介先ぱいの元へ着いた。
「し、洵介っ先ぱっいっ。お、おはよーございます」
し、しまった。息切れが混じった挨拶になっちゃった。
「おはよう。大丈夫かよ」
首をひねりながら聞いてきた洵介先ぱい。
きゃっ。もしかして洵介先ぱいあたしの心配を……
「頭、すっげぇ爆発してるぞ」