らぶきゅん
結局、洵介先ぱい達は負けてしまった。
「あ〜んっ、もうちょっとだったのにな」
洵介先ぱい達は3年の先輩達と、1点差だった。あたしは、いっぱいいっぱい応援をしたけど負けちゃった。
「よ〜し、洵介先ぱいの元へ……ってえぇ!?」
進もうとしても進まない。あたしは誰かに洋服を掴まれていた。
「な、だれ!?」
「み、満川」
竹田くんだった。
「ちょっ、竹田くんっ、離してよっ!!」
「俺だってこんなことしたくないよっ。だけど……」
「だけど?」
「桐井が……」
か、香里?