恋は私の原動力
30分後、千夏が家まで来てくれた。

「健太君、莉子と付き合うってさ…」

「そっかぁ…健太君莉子の事好きだったもんね」

「また明日皆で遊ぼうって」

「わかった、ありがとう」

薄暗くなった家の中で、声を出して泣いた。とうとうケリがついてしまった

そして
莉子を嫌いになれない自分にも泣いた

健太がそれでいいなら私は諦めなきゃ!と言い聞かせて泣いた…

それを莉子は知らない

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