1粒の涙


「男みたいな名前でしょ」

「良いね冬稀」

??

「名前が!?」

「冬稀の性格にピッタリ」

「意味分かんない」

笑ってるルイ。
やっぱり笑顔が良い。








きっと一目惚れだったんだね。

この瞬間に好きになったんだ。

ルイ、聞こえてる?
冬稀も恋したよ。


ルイというひとりの男の子に。



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