1粒の涙


理香が冬稀の腕を引っ張ってグイグイと門に近付いて行く。


「あ、居た。あの人かな?」

「え…」

あの人…


「うっわ!イケメンじゃん?てか美男子?やば~い!!」

理香が興奮してる…。


「冬稀知り合いなの?」

「まぁ…」

「ドコで知り合ったの?あ、お兄さんの友達とか?キャーイッケメーン」



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