君ヲ想う。
出会い
あたしと君が出会ったのは、
高校１年になったばかりの時だったーー。



高校１年。南　亜衣、あたしは憧れの高校生になった。
超ドキドキする！！
なにより・・・新しい恋がしたいなぁ。
そんなあたしは、中学の時はコロコロと好きな人ができた。
まあ・・・みんな今思えば最低な男ばっかだったしね（汗）
でも、いいやつだっていた。
見る目ないんだろうな・・・。




あたしは高校に行くと、見覚えのある顔の女の人がいた。
ん？なんか見たことあるな・・・。
その女の人は今、後ろ向いてるわけで見えなかった。
すると、その女の人があたしの方を見た。

「あっ！！」
なんと同じ中学の佐倉　蘭だ。
でも彼女とはあんまり喋ったことがなかったけどね。
「よかったぁ～～！！」
蘭は、すごくホッとした顔でよろしくねと挨拶した。
こっちまで嬉しくなるよ。
そんな感じであたしたちはクラス表を見た。


「あった！！亜衣ちゃんは！？」
「あたしもあったよ！！同じクラスだね！！」
なんと同じクラスになった。
なんだかついてる気がする。
安心した。よかったぁ～～・・・。


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