君ヲ想う。
すると、菜月が思い出したかのように
笑顔になって、
「ねえ、あたしが優に用事あるから付き合って!って頼むの。
どうかな??そうしたら1人になるじゃん??」
そうやって3人で細かく作戦をたてた。






そうして当日ーーーーーー。
ついに聞くときがきた。
やばい・・・緊張するぅ~~~!!!
蘭と菜月はあたしに頑張れ!!と、お守りをくれた。
よしっ頑張ろう!!




ーーーーーーあっという間にそのことばかり考えてたから
ついに放課後がきた。
作戦通りに、優は1人になった。
周りにも誰もいないから、チャンスだ!!



「頑張れ!!」
蘭と菜月はあたしにそう言って、
あたしは勇気を振り絞って優のところに行った。
「優!!」
あたしは呼んだ。
「ん??」
優は不思議そうな顔をしたけど、
すぐに笑顔になって、
「どうしたの??」
と、聞いた。
それがあたしの頭を真っ白にさせるのよ・・・。
勇気を振り絞って、言った。
「あのさ・・・せっかくだから・・・
メアド交換しない??」
そう言って、優は携帯を取り出して
メアドを送ってくれた。
「じゃあ、また連絡ちょうだいな。」
やった!!やっと聞けた!!
やれば出来るじゃんか!!
「ありがとう。」
それだけしかいえなかったけど、
今日の帰りが楽しみだった。

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