君ヲ想う。
意識
あたしは今日も学校。
例え告白がダメだったとしても、
学校を休む事なんてない。
でも、やっぱりなんだか会い辛いな・・・。





「おはよ!!」
あたしはいつものように、
菜月と蘭に挨拶した。
「おはよ!」
2人とも普通になって話してくれた。
よかった・・・。


だけど・・・朝から優と晃くんを見る事になる。
胸が苦しい・・・だけど、
あたしは見ない振りをして
楽しく喋った。
でも、前にいるから・・・
気になってしまうのよね・・・。
それでも、菜月と蘭は支えてくれた。





いつものように、教室に入って
席に着いた。
また・・・いつものように
挨拶してくるかな・・・?
そんな期待をしていたが、
してくる事はなかった。
やっぱり・・・昨日の事で
気にしてるのかな・・・?
でも、あたしからも喋りかける事が出来なかった。
お互いに意識して・・・何も喋れなかった。

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