君ヲ想う。
「久しぶり・・・。」
あたしはなんて言ったらいいかわからなかったから、
とりあえず頭の中から浮かんだ言葉を出してみた。


「久しぶり・・・。
なんかスタイルいいよね、亜衣って。」
きまずい空気・・・
でも、話しかけてくれたから嬉しかった。
「ありがとう。」
すると・・・
「あっ、もう時間だ!
優!行くぞ!!」
隣で元気そうに晃くんは優を連れて
コンビニから出て行ってしまった。




久しぶりだったのに・・・
やっと話せたのに・・・
そんなに話してないや・・・。







「亜衣!!ごめんね!
待たせちゃって・・・。」
菜月と蘭は走ってきたかのように、
息を切らせながら言った。
そんなに走らなくてもよかったのに・・・
今あたしは気分が乗れない状態だからな・・・。
そう思いながら、2人と一緒にデパートに行った。
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