君ヲ想う。
それは・・・・音楽のアルバム。
別にシングルでもいいけどね。
でも、あたしのお気に入りのアルバムなの。


歌手はキラっていうの。
名前の由来は星のようにキラキラして、
みんなを輝かせるの。
その人は女の人なんだけど、
恋愛の歌も、友情の歌も歌っていて、
全部ダイスキ。
歌詞を手がけている人で、
その一つ一つの言葉があたしの支えになってる。
あたしはキラの歌う歌が全部好き。



そんなキラのアルバムを優に届けたい。
そう思った。
優は音楽聴くかなんてわからないけど、
優は聴いてくれるって思ってる。
そう信じてるから・・・
それに、そのアルバムの一曲には
あたしから優に向けての気持ちがあるの。
気付いてほしい反面、やっぱり隠したいって思うかな。







「亜衣!!それにしたの??
結構高くない??」
「いいの。
これがいいから・・・。」
2人はあたしを高いからとめようとしたけど、
あたしが買うし、この決意から変えたくないから。
2人はニッコリと笑って、
「喜ぶよ!!大切にすると思うよ!!」
と言ってくれた。
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