君ヲ想う。
そんな空気を壊したのが菜月だった。




「亜衣・・・。
もう帰ろう??
もう・・・教室戻らなくていいから。
一緒に帰ろうよ。


あたしね、亜衣の気持ちわかるから。
もし自分がそうだったら、
悲しむこと・・。」


あたしはその言葉を聞いて、
あたしは傷つくことを言ってしまった。




「そういうの・・・うざいから。


あたしの気持ちがわかるって??
そんなのいらないよ!!
自分だけ彼氏作ってさ!!
わかるわけないじゃん!!
あたしの気持ちなんてわからないよ!!
あたしはどれほど頑張ってきたか・・・
菜月にはわからない!!


いい人ぶってさ!
そんなのいらないから!!


あたしのことなんか・・・
ほっといてよ!!
同情なんていらないし、
迷惑でしょ!?
だったら・・・
もう・・・
ほっといてよ!!
ホントそういうの嫌だからさ・・・。」



そう言ったあたしの目の前に立つ菜月は
走ってどこかに行ってしまった。


あぁ・・・もう最悪じゃん・・・。
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