生徒会室へようこそ
「高崎さん」
「どうしたんですか、三嶋委員長?」
三嶋委員長の許可をもらい横に腰を下ろした。
「何でもないんだ」
「うそ。顔に書いてますよ、非常事態発生しましたって。
黒川先輩の事ですよね?」
「・・僕じゃ彼女の力になんてなれないよ」
小さな声で呟くと頭を膝にくっつけて話す三嶋委員長。
見るからに自信なさそうな感じだな。
「僕みたいな男じゃ」
「自信持って下さいよ!あたし、委員長のいいととこ知ってますよ?」
「え?」