生徒会室へようこそ



生徒会室に笑顔で入った私に

私を見た副会長の開口一番は
なんとも失礼な一言だった。


なんなの?人がせっかく順位を上げたっていうのに!

これでも私の中ではナンバーワンに輝くほどの成績
なんだから!!


「それってかなり失礼じゃないですか?私頑張ったのに」

「あれだけ教えてあの結果か?」

ううっ

口の減らない!


ぎゅっと顔をしかめると

「お前はやっぱりバカだな」

フッといつもの笑顔を見せて
それから

「罰を与える」

頑張った私になんとも非常なお言葉を落とした。

「ひどい、酷過ぎる・・」


文句を言おうとしたその瞬間

生徒会室のドアからノックをする音が耳に入る。

この3回ノックはお客様の合図。


「ほら、何してる、下僕」


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