生徒会室へようこそ


いつの間にそこにいたのか
柴田書記がスッと副会長の横に出てきた。


「至急放送委員長を」
「かしこまりました」

そっか、放送委員長なら何かの力になるかもしれない
もんね。

さすが、副会長。

分かってる。

「何をニヤニヤしている?お前も手伝うんだ」

「え?私も、ですか?」

「当たり前だろ、下僕なんだからな」


酷い、酷い、非道!!

あ、言葉間違えちゃった。

でも




「あんな言い方ってないよね~」



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