生徒会室へようこそ


部屋を出てもモヤモヤしたものが残る。

でもそういう事情とかって相手に話しても
どうにもならない事なのかな?

だって私達だって先生達から見たらかなり子供だけど、
でもちゃんと先の事を考えてるし、
話せば分かることだって沢山あるはず。

先生のあの言葉は

私には逃げてるようにしか見えない。




「ぶっ」

声と一緒に鼻を何処かにぶつけてしまう。

視界が暗くてよく見えないけれど

でも鼻を抑えながらちょっと離れて上を見ると

そこには

「う・・」

黒崎先生が立っていた。

・・・私、殺されない・・よね?




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