生徒会室へようこそ


び、びっくりした~

そんな私達の気持ちが分かってしまったのか

「なぁなぁ!いい情報手に入れたんだけど・・
俺邪魔だった?」

広報委員長がニヤリと笑ってる。


「「邪魔じゃない!」」

一度顔を見合わせてから発した言葉は打ち合わせもしてないのに
綺麗にハモってしまった。


「じゃあ都先生学校辞めるんですか?」

「うーん、どうやらそうみたい」

「・・で、その事情は福山委員長は知ってるんですか?」

「さぁ~ね。さっき仕入れてきた情報みたいだからね」


ほとんどの委員長は持ち場に戻り、今ここにいるのは
私と副会長、そして今情報を提供してくれた
安部龍輝広報委員長。


「さっき新聞部から仕入れたんだ」

「というか、うちの学校って広報の他に新聞部ってあるんですか?」

「あ~うちは校内関係だけど、アイツらは同じ校内でも
ゴシップ系が多いかな?」

へ~

「で、そいつらの情報は確かなんだろうな」


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