生徒会室へようこそ
「俺はあの人の理想とする学校を守りたかったんだ」
「・・知ってます」
「え?」
「俺様で強引で。いっつも何考えてるか分からなくて。」
でも私は・・
ううん全校生徒の人達だってきっと思ってる。
副会長がいつも学校の事、みんなの事を一番に
考えている事を。
「高崎・・」
「ちゃんと最後までいて下さいね」
「・・意味が分からないな」
フンっと鼻を鳴らしながら先を歩く副会長。
その後ろ姿を
私はただ
ずっと見つめていた。