生徒会室へようこそ




「反省している、だと?」




ジロっと私を睨みながらそれしか答えない。


慌てて話を変えてみる。



「あの、ところでどうして図書館の存続を..」



「新しく来た理事長はどうやら古い建物を一掃したいらしいな、そして自分の
権力をみんなに見せつけたいんだろう」



「そう、なんですか」




「僕達がいくら生徒会として図書館存続の為に動いても却下続きだったからね。
そこで副会長は考えたんだ。今日みたいな日であれば理事長も下手に動けないし、全校生徒によりよく伝わるんじゃないかってね」



いきなり声がして振り返ると副会長の横に柴田先輩が立っていた。


確か役職は書記..だっけ?



「所でお前、先程反省している、と言ったな」


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