生徒会室へようこそ




.....




いつの間にか触れていた温かい手は離れていて。




少しずつゆっくり顔を上げると、その場には
私しかいなかった。




窓の外はいつの間にか暗くなっていて。




空の彼方にはすでに星達が輝いている。




ガタンと音を立ててフラフラと立ち上がる。





「よし」





大丈夫、もうくよくよしない。


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