生徒会室へようこそ




「目が腫れてる」



罰が悪そうな顔をして言う。



「だ、大丈夫です」



咄嗟に離れて視線を下に落とした。




「そ、それよりも三嶋委員長の事ですが」




「あの件は全てアイツに任せている。俺やお前が
間入る事ではない」




「でも」



「あいつがあいつ自身が解決すべき問題だ」


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