王国ファンタジア【雷電の民】−ドラゴン討伐編−
丁寧な挨拶にドルメックは好感を持った。

「俺は宝玉の民ドルメックだ。よろしく」

そうドルメックが返すとサラはホッとしたような笑みを浮かべた。

「あ、どうぞおかけください。わたしはお茶の用意をしてきますね」

ここ小さなキッチンもついてるんですよ、とぱたぱたと扉の奥へと消えるサラ。


しばらくして戻ってきた時にはトレーの上にティータイムの用意が人数分出来ていた。


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