この空の下で
詩織 SIDE
月日はあっという間に過ぎて行き
私たちは2年生になった
クラスはまた早夜と一緒になり一安心。
それと1年の時はクラスが違った洋平くんとも一緒になった
早夜と洋平くんは席が隣同士になって
いつもワーワー後ろから聞こえる
そして私と洋平くんは運悪く
くじ引きで学級委員長になってしまった
「詩織かわいそ~洋平は頼りにならないからねー」
「おい。俺をなめんなよ
みんなから兄さんと呼ばれるぐらい
クラスをまとめてみせるからよ!」
「…」
「…冗談です。すいません」
「でしょーね」