この空の下で


「あれ、詩織ちゃん…」


「あ、洋平くん。どうしたの?」


「俺はちょっと呼び出しくらって」


「なにかしたの?」


「してません!別にたいした事じゃなかったよ。そっちこそどうした?」


「私はちょっと頼まれ事をね…」


「そっか」


そう言って洋平くんは私が座っている前の席に腰を下ろした


「手伝ってくれるの?」


「同じ学級委員として応援しとく」


「えー」


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