この空の下で
詩織 SIDE
彼女ができたと知って、知る自分の気持ち
遅いと思われても無理はない
でもそうちゃんに彼女が出来たから自分の気持ちに気づけた…
今は悲しくて、辛い気持ち
この状況は自然なこと…
そうちゃんの隣は他の誰かがいる
その現実を今私は突きつけられている
バンッ
告白してしまった後、あたしは必死に走った
すると廊下の角で誰かとぶつかった
「あ…」
「あれ、詩織ちゃん?」
ぶつかったのは洋平君だった
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