この空の下で



私たちは前キャッチボールをした
河原に向かった



「詩織!!真っ直ぐ投げろー!」



「なんで真っ直ぐ行かないのー?」


真っ直ぐ投げてるつもりなのに

そうちゃんの元にボールが
なかなか届いてくれない…



「こう投げるんだよ!」


そうちゃんは大きく振りかぶった



「ちょっ…!怖い!」



反射的に私は目をつぶる




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