この空の下で



「そうちゃん覚えてないだろうけど

昔二人でキャッチボールした時

そうちゃんのボールが
私の顔面に当たったの!

本当、女の子なのに手加減しないでさ~」


詩織は一人話し始めた


本当、…楽しそうに



「それに私が小1の時!学校行く途中で私がこけてそうちゃん何したと思う?

そうちゃん笑いながら一人でスタスタ歩いて行っちゃったんだよ

本当にそうちゃん冷たいよね
それにそれに…」



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