泣き虫girl
「…もう終わった…」
あたしはまたしても半泣き状態で
1人で家に帰るための道を歩いていた
「…いらっしゃいませー」
ほぼ毎日行くコンビニにいつものように寄った
とくになにか買うってことはないんだけど
雑誌とかチェックしたりね?
まぁ、日課になっているから
あんなことがあったって…日課だから…
「あ」
「…え?」
後ろで『あ』っていったよね…
誰だろうと振り返ると…
「…楢橋くん…」
楢橋くんがたっていた