あたしと不良彼氏*、
事故
2人の涙
「だって・・・っ・・」
「泣きたいのはこっちなんだよ・・っ」
健悟の声は震えていた。
・・泣いてるのかな・・・・。
・・・これはあたしが悪いの?
「あたしだって・・新地とキスするつもりなかったもん・・」
「・・・・」
「健吾・・・っ」
「あたし健悟に初めて会ったとき
お詫びで“付き合え”って言われたよね・・・?
その時はあたし・・健吾のこと好きじゃなかった・・。」
「・・・」
「でもね・・。あたし・・どんどん健悟の笑顔や、言葉にひかれていって・・
それで・・健吾のことどうしようもないくらい好きになちゃったの・・っ」
「・・・・」
健悟は何も言わずに奈々を置いて
横断歩道を渡っていった。
奈々はそれを追いかけた。
「ま・・まって・・!!けっ」
その時信号の色は“赤”だった。
プップー キイィィィィー ドンっ
―――――――――――――――・・・・
健悟はすごい音のしたほうを向いた。
「奈・・・々・・・・?」
健悟が見た光景には頭から血を出して
倒れている奈々の姿があった。
「泣きたいのはこっちなんだよ・・っ」
健悟の声は震えていた。
・・泣いてるのかな・・・・。
・・・これはあたしが悪いの?
「あたしだって・・新地とキスするつもりなかったもん・・」
「・・・・」
「健吾・・・っ」
「あたし健悟に初めて会ったとき
お詫びで“付き合え”って言われたよね・・・?
その時はあたし・・健吾のこと好きじゃなかった・・。」
「・・・」
「でもね・・。あたし・・どんどん健悟の笑顔や、言葉にひかれていって・・
それで・・健吾のことどうしようもないくらい好きになちゃったの・・っ」
「・・・・」
健悟は何も言わずに奈々を置いて
横断歩道を渡っていった。
奈々はそれを追いかけた。
「ま・・まって・・!!けっ」
その時信号の色は“赤”だった。
プップー キイィィィィー ドンっ
―――――――――――――――・・・・
健悟はすごい音のしたほうを向いた。
「奈・・・々・・・・?」
健悟が見た光景には頭から血を出して
倒れている奈々の姿があった。