愛している
あの日俺は姉が
通う黎聖高校の
入学式だっただが
迷ってしまった。
「あ-ココどこだ...」
俺は体育館前に行く
はずが噴水前に来ていた。
「あら、どうしましたの?」
「あ、俺体育館に行こうとしたンすけど」
「迷ってしまったのね
私がご案内するわ」
「あ、ありがとう
ございます」
赤いリボン...
姉さんと同じ2年。
「ふふ新入生ね、いいのょ」
彼女は優しく微笑んだ。
どきんッ
「はい、つ-いた!」
「あ、ありがとうございました。」
「いいのよ、じゃあね」