crystal love
「あなたに、見せたい
モノがあるの。」
話を切り出した。
周りを堅めはしたが
当の本人の意志は
まだ、聞いてない。
「ああ?作品できたのか?」
「アンタに手がかかるのに
出来るわけないでしょっ」
「怒るなよ。」
私の受け答えに、
彼は楽しげに笑った。
「見せたいモノは、これ。」
一枚の写真を手渡す。
「写真?」
「そう。私のファミリー。
父と母と、妹がいるの。」
「へぇ。妹、可愛いじゃん?」
彼は、上目使いに、
こちらを見遣り、
口元に、人の悪い笑みを
浮かべた。
「悪さしたら、
ぶっ飛ばすわよ。」
こんな事をいいつつも、
そういう男ではないと
ロバート氏が、人物保証してる
本人達の意志にも寄るが
問題はないだろう。
「いま、21歳になったところよ。
ご覧のとおりのルックスだから、
モテるみたいよ?確か、
フィアンセもいるそうよ。」
「また、ヒトゴトな
言い様だな。」
彼は苦笑する。
こっちに来てから
ほとんど帰国してない。
当然、婚約者の顔もしらないし
話も、電話で聞いただけだ。
そうもなるだろう。
「で、コレみて
俺はどーすりゃ良いわけ?」
話が見えないせいか
奴は、イラツキ混じりに
結論を促した。
モノがあるの。」
話を切り出した。
周りを堅めはしたが
当の本人の意志は
まだ、聞いてない。
「ああ?作品できたのか?」
「アンタに手がかかるのに
出来るわけないでしょっ」
「怒るなよ。」
私の受け答えに、
彼は楽しげに笑った。
「見せたいモノは、これ。」
一枚の写真を手渡す。
「写真?」
「そう。私のファミリー。
父と母と、妹がいるの。」
「へぇ。妹、可愛いじゃん?」
彼は、上目使いに、
こちらを見遣り、
口元に、人の悪い笑みを
浮かべた。
「悪さしたら、
ぶっ飛ばすわよ。」
こんな事をいいつつも、
そういう男ではないと
ロバート氏が、人物保証してる
本人達の意志にも寄るが
問題はないだろう。
「いま、21歳になったところよ。
ご覧のとおりのルックスだから、
モテるみたいよ?確か、
フィアンセもいるそうよ。」
「また、ヒトゴトな
言い様だな。」
彼は苦笑する。
こっちに来てから
ほとんど帰国してない。
当然、婚約者の顔もしらないし
話も、電話で聞いただけだ。
そうもなるだろう。
「で、コレみて
俺はどーすりゃ良いわけ?」
話が見えないせいか
奴は、イラツキ混じりに
結論を促した。