crystal love
夕食を終えて、自室に戻る。
慣れ親しんだ空間のはずが
妙に落ち着かなかった。
学生時代に使用していたデスク
引き出しを用もなく
あちらこちら開けてみたりする。
「あ・・・」
一番下の引き出しの中から
でてきたものは
一冊の落書き帳と、アルバム。
「こんなの残してたんだ・・」
思わず、独り呟き、
表紙をめくってみた。
描いた覚えのない絵が
何ページにも渡って
紙面いっぱいに
力強いタッチで広がる。
「・・・ヘタクソ・・・」
教会の十字架、
ウエディングドレスの女性?
・・・らしき人物・・・
いつ描いたんだろう?
思わず見入っていれば
ノックの音が
現実へ意識を呼び戻す。
「はい?」
「俺・・・。」
ジェイドだーーーーー
相変わらず、俺様な
訪問の仕方だ。
それすらも、慣れとは
恐ろしいもので、
ただ単に、苦笑してしまう。
「どうぞ?開いてるわよ?」
いつまでも開かない扉に
不思議に思い、
扉を開けに席を立った。
慣れ親しんだ空間のはずが
妙に落ち着かなかった。
学生時代に使用していたデスク
引き出しを用もなく
あちらこちら開けてみたりする。
「あ・・・」
一番下の引き出しの中から
でてきたものは
一冊の落書き帳と、アルバム。
「こんなの残してたんだ・・」
思わず、独り呟き、
表紙をめくってみた。
描いた覚えのない絵が
何ページにも渡って
紙面いっぱいに
力強いタッチで広がる。
「・・・ヘタクソ・・・」
教会の十字架、
ウエディングドレスの女性?
・・・らしき人物・・・
いつ描いたんだろう?
思わず見入っていれば
ノックの音が
現実へ意識を呼び戻す。
「はい?」
「俺・・・。」
ジェイドだーーーーー
相変わらず、俺様な
訪問の仕方だ。
それすらも、慣れとは
恐ろしいもので、
ただ単に、苦笑してしまう。
「どうぞ?開いてるわよ?」
いつまでも開かない扉に
不思議に思い、
扉を開けに席を立った。