僕は君のもの



教室の前に見かけない人がいた。



あ…。3年生だ。



しかも女。


そして3人。




なんか嫌な予感がする。





美紀はそっちを見ないようにして教室に入った。



もちろん彼女たちからの視線は痛いほど感じる。




仕方なくお弁当箱を置くと教室を出た。




向かう先はトイレ。




しょうがない。腹くくるか。







無言で美紀を追ってくる3人。



ちょっと怖いんですけど?




あぁー!本っ当女って…。






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