僕は君のもの



「あ…、この人が怒ってて、後の2人は付き添いって感じですか?」



美紀はおどけてみせた。




「…てめぇ。」




付き添いその1が美紀の胸ぐらを掴んだ。



付き添いその2が用具入れを開けた。



歪んだ恋する女はただ美紀を睨むだけだ。





「マミ、どいて。」



付き添いその2が付き添いその1に言う。




「エリ!何すんの!?」





付き添いその1の声と共にうけた衝撃。







ウ…ソ…。マジで?









「アヤ、行こ。」



付き添いその2が歪んだ恋する女の手を引く。





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