先輩(仮)


今日はみんなに心配かけちゃったなぁ...

もっとしっかりしないと!


「ただいまー。」

家に入りリビングのソファーにうなだれる

当然のように返事は返ってこないんだけどそれでも一応声はだす

やっぱりどこかで返ってくることを期待してるからなのかな…

「はぁ、とりあえずお風呂はいろー」



制服を脱いでいくとブラウスのポケットに何か入っていた

なんだろう?

電話番号とアドレスが書かれた紙だった


病院の先生のだ!
忘れてたよコレの存在…

お風呂あがってからでもいいかな?

ごめんねー先生!


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