先輩(仮)




「ぶっ!!!!」


リビングに入ったら
早瀬先輩が飲んでいたお茶をふいた


吹いた?
いや、噴いた!


「せっ、先輩大丈夫ですか!?」

私はすぐにタオルを持ってきて濡れたところを拭こうとしたら


「じ、自分のことは、自分で拭くからっ!!!!」


先輩の服に手をかけたところで大声で止められた


「あ、はい...」

そんなに強く言わなくてもいいのに...


私は手を止めほかの濡れてしまったところを拭いた



この時みんながため息をついて、私の服装に対して口を出すことを諦めたのを私は知る由もなかった








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