先輩(仮)


ここでわたしは重大なことを思い出した










『ベッドが二つしかない!?』


みんなが口を揃えて聞き返す


わたしはコクリと頷く



だって一応、お母さんと2人暮らしだし、今までにお泊まりとかしてこなかったからね…


「布団とかもないのか?」

先輩が恐る恐る聞いてきた


「そうですね…ベッドしかないです…」





『……。』



みんなが黙ってしまう…




私が安易に泊まってもいいなんて言うからこんなことに…





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