先輩(仮)




「お待たせしました!ご飯できましたー!どうぞ!」


「…いただきます」

「おー、ありがと!いただきまーす!恵理子も手伝ったん?」

「うん!」

「食器出しただけだけどね!」

手伝ってくれると期待したのにね!


「あれ?加納は食べないの?」

三人分しか作ってなかったのでけんちゃんが聞いてきた


「うん、あんまりお腹空いてないからいいかなって」


「だからりっちゃん痩せてるんだよー、お昼もすごい小さいお弁当箱だし」

「ちゃんと食べた方がいいぞ?」


「それなりに食べてるよー、それに痩せてないし、お肉いっぱいついてるよー(笑)」

久々に昨日の夜いっぱい食べたからまだお腹に残ってるだもん…


「ごちそうさま」

「えっ!はやっ!!タカお前ちゃんとよく噛んで食べたか?」

「早瀬先輩早い!」


ほんと一瞬だったよ(笑)

「お前らが喋ってるからだろ?準備もあるから早く食べろよ」


『…はーい』



とりあえず、まだ機嫌悪そうだったからえっちゃんとけんちゃんはそれほど崇哉の食べるスピードにはつっこまず素直に返事をしていた









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