先輩(仮)





「…じゃあ、そろそろ向こう戻るか!あいつらももう、食べ終わってるだろ」



「うん」


身体を離して顔をみて返事をしたら



ちゅっ



不意打ちだった


…//////


ちょっと触れるだけのキス



「照れてんの?……そんな顔されたら離したくなくなくなるんだけど」

ってまた抱き締められた



…どうしよう、私今しあわせすぎる!

自分の好きな人が抱きしめてくれていて、キスもしてくれて、もう十分じゃない?


「ああー、離したくないけどほんと戻らないとね…」


コクコク

また顔みたら同じことの繰り返しな気がして首だけで返事をした




リビングに戻ると2人はもうご飯を食べ終わっていてテレビを見ていた


「おかえりー!2人でなにしてたのー?」


えっちゃんは分かっているくせにわざと聞いてくるし、顔ニヤけすぎだし!


「お前らには関係のないことだよ、俺と優莉の問題だから」


「てゆうか、タカ達いつの間に名前で呼び合ってるわけ!?さっきも加納、タカのこと名前で呼んでたよね?」


け、けんちゃん鋭いなぁ…


「なに?2人とも昨日なんかあったんですか?」


てゆうか、えっちゃん顔っ!!!

「っな、なんにもない!」


「そうやって、強く否定するの怪しいんですけど~?」


「あんまり優莉のこといじめんなよ?」


「じゃあ、早瀬先輩が説明してくれるんですか?」



「んー…それはだなぁ…まあ、俺ら2人の秘密と言うことで!」



「うわぁ、それ一番気になるやつじゃないですか!」



なんか………照れるなぁ/////


私も昨日のことは内緒にしておいてほしかったから、崇哉が話さないでくれてホッとした








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