先輩(仮)




里野の生徒たちは学校に報告に行かないといけないらしくて、会場でお別れとなった


私達は各々で帰宅することになっていて、私は必然と帰る方向が一緒のえっちゃん、崇哉、けんちゃんといういつものメンバーと一緒に帰る事になった







他の生徒とも別れて会場のロビーを出ようとした時


「優莉!!」


大きな声で名前を呼ばれ辺りを見回す



そこには声の発信源と思われる人物が1人いて手を降っていた



存在を忘れていた…とまでは言わないけどそのひとは誠さんだった



誠さんは声をかけたにも関わらず私の方にはくる様子がなかったので、えっちゃんたちには先に駅に向かっていてと言って誠さんの元へ行った



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