先輩(仮)
takaya side 4
次の日は文化祭準備で校内は賑やかだった
俺たちのクラスは満場一致でクラス展示になってテーマはネオンタウン
クラス展示になった理由はいろいろ見て回り文化祭を楽しみたいからという単純な理由
部屋を真っ暗にしてそれぞれの作った光作品を展示するというこれまた単純な展示
そんな単純なことではあったけど完成してみればとても素晴らしい出来になったと自分でも思う
教室を真っ暗にして一斉に作品の電気をつける
「…す、すっげえっ!!!」
クラスの誰かが叫びそれに続きみんなも騒ぎ出す
「思ったよりすごいな!」
隣でテツも騒いでいる
「ああ、そうだな」