先輩(仮)



スープとサラダとパンでいいかな?

なぜかいつもよりぐっすりと眠れてたせいか、ゆっくりめに起きてしまったので時間もないから、簡単に作れるものにした。


ごはんができかかったころにナツが起きてきた。



「おはよー。」


「あ、おはよーナツ!…昨日はありがとね。」


「どうだった!?」

ナツは結果が気になってたらしく、身を乗り出す勢いで聞いてきた。


「んー、とりあえず付き合うことになったよ、ありがとう。ほんとナツのおかげ!」


「きゃー!よかったね!!私も嬉しい!でも、とりあえずって?」


何気なく言ったのに聞き逃さなかったらしくナツは突っ込んできた。

「えーっとねぇ…。」

私は何か理由がありそうな事と、秘密にしないといけないことをナツに話した。

「そうゆうことね、でもその理由って何だろうね?」


「それは私にもさっぱり…。」


よほどの事なんだろうけど考えても何も思いつかない。あんまり1人で抱え込んで欲しくないなーって思うけど、言わないってことは私にはどうすることもできないことなんだと思う。







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