恋より強く

カチーンときた

「−−ふざけんなよ」

気づけば窓を乗り越えて彼女の方へ歩み寄っていた




「カッコ悪くて何が悪いんだ!」



気づけば、彼女の目の前に立っていた

彼女は目を大きくして10センチ以上身長差のある私を見上げていた


「カッコ悪いとこなんてあるに決まってる!受け入れて自分が出来るんだろうが!」


彼女と私は、お互いに強く睨み合うように見つめていた


「見てろ、今3位以内になってゴールしてやるから」

< 17 / 57 >

この作品をシェア

pagetop