【短編集】天使がくれた愛
部活前
「山田ぁ…っていないじゃん」
「アイツもう部室いったよ?」
飯田くんが言った。
どうして?
部室
「山田はやいよ〜」
「あぁ」
「…」
「オレ、もう藤岡に迷惑かけないから」
ドキン
「山田…?」
「子供の俺じゃなくて、同い年の俺をみてほしい
てゆうかオマエを友達として見たことは一度もない」
ドキン
山田の顔があたしの顔に近づいてきた。
「ちょっ…」
ガラガラガラっ
「慧太先輩っ?!まってくださいっ!!」
「…っ」
ドンッ
山田をおしてあたしは先輩のとこに走っていった。