【短編集】天使がくれた愛


「俺ずっと──」


そう言いながら健太郎の顔が近づいてくる…。


ドキン


ドキン


私はぎゅっと目をつむった。



「おまえのCDかりっぱだ」



ドキン──


「ふぇ?」


私は口半開き。


「ごめん!!また今度返すわ!!じゃーな!!」


健太郎は走って教室に行った。




「なんだよ、もー」
< 39 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop