【短編集】天使がくれた愛
よる
「健太郎から電話…」
通話ボタンを押した。
「もしもし?」
「あー俺健太郎だけど」
「うんどーしたの」
「お前って俺のこと好きなの?」
かぁぁああ
一気に顔が赤くなる。
「なっなんで!?」
「今日真木に、放課後タオルに言ったとき真木に聞かれてさ!顔近づけたときキスしたとおもったらしくてさ」
「あぁうん」
「まぁありえないよな?おれらがつきあうなんて」
ドキン……
「そっそーだよねぇ!!10年くらいの幼なじみがねぇ」
「だよなあ。そんだけじゃーな」
「うん」