【短編集】天使がくれた愛
"ありえないよな?おれらが付き合うなんて"
「私恋愛対象に入ってないんだなぁ…」
ベランダに出た。
涙目だから星がにじんで見える。
「お前また泣いてんの?」
私は無言で下を向いた。
「まぁ泣けばいいんじゃね?」
…?
「その分笑えばいーじゃんか」
ドキッ
「ありがと……」
「実は俺お前のこと好きなんだよね……」
「……」
私は寝てるふりをした。
今は聞きたくなかったから
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